燕山荘~大天荘 登山道の状況。
さかきです。
▲大下りの頭より大天井岳(10月22日撮影)
昨日は所用にて大天荘を留守にしておりました。ついては一昨日と今日、大天井岳~燕山荘を行き来しました。10月24日現在の登山道の状況です。
燕山荘~切通分岐は、道上の雪はほとんど融けました。上の画像のような銀世界ではなくなっています。
切通分岐~大天荘は積雪があり、部分的に圧雪した箇所は凍結しています。朝の下山時は6本歯程度の軽アイゼンを装着したほうが滑りにくくて安全かと思われます。
ただ、ヤマテンの予報を見ますと、再び今晩あたり降雪予報が出ています。
その都度状況は変わってきますので、大天井岳方面にお出かけ予定の方は、結果使う使わないにせよ6本歯程度のアイゼンは携行されることをお勧め致します。
常念小屋~大天荘は確認していませんが、恐らく道上の雪は融けているものと思われますが、今夜以降の降雪次第では状況が変わりますのでご注意願います。
さて積雪があると、ヒトはもちろんですがいろんな生き物の足跡を垣間見ることができ、これからの時期は容易にアニマルトラッキングが楽しめます。
今日大天荘直下の道中で・・・
手前は私の靴ですが、その上にあるのは、カモシカの足跡。ちょうど“柿の種”を二つ並べたような形で、比較的わかりやすいです。
姿かたちこそ見ることはありませんでしたが、どんな様子で移動していたんだろう・・・と想像膨らみます。
ちなみこれからの時期、積雪さえ発生すれば、小屋周りでは雷鳥やテン、ニホンザルにウサギなどの足跡が観察できます。
寒くはなりますが、楽しみです。
<おまけ>
一昨日、燕山荘近くの縦走路“蛙岩”付近にいた雷鳥達。私の足元からわずか1m足らずの所で、しばらく通せんぼされました。
約5分間、私がいることなど全く気にならないかのように、一心にその辺りの草を啄ばんでいました。
冬を前にして、だいぶ丸くなりましたね。