紅葉と雪。
今、登山口辺りの紅葉がとてもきれいです。ただ、今日はやや強い雨が降っていて写真を撮ってもレンズに水滴がついてしまいうまく撮れませんでした。雨の中、下を見ながら歩いていると紅くなったカエデなどが落ちていて、雨の中歩くのも悪くはありませんでした。ただ、上は雪との連絡を受けていたので、とにかく汗をかかないようには心掛けました。
合戦小屋も雪ではなく雨でした。今日のような天気の日は下着が濡れていたらここのトイレなどで乾いたものに着替えるといいです。これより上では森林限界を超えてくるので、風も強くなりますし、気温も下がってきます。濡れた状態でこのような状況下に入っていくのは低体温症の危険があります。
合戦の頭を超えると薄っすらと白くなっていました。その後、どんどん雪は増えてきましたが非常に湿った雪のため地面はぐちょぐちょでまるで川の中を歩いているようで靴がびしょびしょになってしまいました。厄介なことに積雪量はそこそこあって、明日まで残ってしまいそうな感じでした。明日は日中の気温は5℃くらいの予報となっているので、防水性の高い靴でお越しになられるといいかと思います。
お褒めの松
夏道と冬道の分岐点
まだ夏道が通行可能です。
日中の気温は2℃くらいでみぞれまじりの雨が一日中降り続きました。この雪は明日も残ってしまうのでしょう。明日は晴れで気温はプラス5℃くらいとなっているのでいいのですが、明後日は氷点下の気温になりそうです。そうなるとこの雪が凍ってつるつるになることが予想されます。明日、ご宿泊予定でお越しの方は明後日の下山時、この雪が凍ることを想定した装備をお持ちになられるといいかと思います。使うか使わないかわかりませんが、軽アイゼンがあるといいかもしれません。これからの季節、登るときの天気だけでなく、下山の日の天気を把握しておくことが大切になってきます。雪を見ると嬉しい反面、緊張感も高まってきます。暖かいと思っていた今年の秋ですが、昨年より早く積雪となりました。
河地