だんだん曇り空へと。
今日は天気が回復して、夜明け前から美しい展望が広がりました。満月から5日ほど過ぎましたが、月明かりはまだ明るく、夜明け前の雪で白くなった山肌を明るく照らし出していました。
そして、6時15分過ぎ、太陽が顔を出すと雪面がほんのりピンクに染まり、とてもきれいでした。昨日とは全く正反対の天候に皆さん大変喜ばれていらっしゃいました。
昨日は、一日中風雪で燕岳の山頂へ行けなかった方々は日の出を見た後、早速、山頂へと出発されて行かれました。
きれいな青空も広がり、また木々には霧氷もびっしりと付いてとてもきれいでした。初冬の美しさを皆さん楽しむことが出来たようで、皆さんいい顔をして下山されて行かれました。
日曜日とあって今日は日帰りの方で昼間は賑わいを見せました。ただ、午後になってくると雲が次第に増えてきました。
雲が厚くなり、太陽の光がさえぎられると雪で白くなった山々が晴れた時とは違った美しさを見せてくれました。槍・穂高方面は随分と白くなってきたようです。
日の入りごろには空はすっかり雲に覆われてしまいましたが、ちょうど日が沈むあたりだけ雲が切れていて、沈む瞬間の太陽を見ることが出来ました。これはこれで美しい光景でした。
河地