上雪(かみゆき)。
昨夜は小屋周りで10センチほどの降雪となりました。朝になると天気は回復してきて、日の出も見ることが出来ました。冬は日の出が見られないことが多いので、こうして見られるとうれしくなります。
降雪直後は冬山が最も美しく輝きます。下山の準備をされるお客様もこの景色には大変感動されていらっしゃいました。
合戦の頭
降雪があったので登山道の様子を見に行ってきました。少し雪が増えたことによって、夏道沿いに付けてあった道を一部冬ルートへと変えました。合戦の頭の上あたりはまだ夏道沿いとなっています。そこから下の合戦小屋までも同じです。もう一降りないとなかなか冬ルートに変えることは出来ません。
今回のように南岸低気圧による雪は、南部ほど雪の量は多かったようです。写真ではわかりづらいかもしれませんが、南側ほど街が白くなっていました。長野県ではこのようにいつもは雪がそれほど多くない中信から南信にかけて降る雪を上雪(かみゆき)と呼んでいます。今回の雪はまさにそれでした。
２３日から２５日までは山の上でクリスマスの雰囲気を楽しんでいただこうと夕食のメニューもいつもとは変えています。また、クリスマスケーキもご用意させて頂いています。燕山荘周辺は白銀の世界が広がり、そこでクリスマスをと楽しみに登って来られるお客様もいらっしゃいます。
河地
