晴天のクリスマス。
小屋開け以来、一番の好天の一日となりました。燕岳は真っ白になっているので日の出前の薄っすら明るくなってくる頃でもその姿ははっきりと浮かび上がっていました。日中とはまた違った美しさです。
そして、7時前、太陽が昇ると雪面の色はピンク色へと変わり始めました。今日のような冬らしい朝焼けをようやく見ることが出来、カメラ片手にあちこち駆け回り、忙しい朝となりました。
こんなに素晴らしい天気の一日でしたが、にぎわう年末に向けての部屋の準備を始めだしました。
今日は天気は良かったものの風は強く、稜線には雪煙が待っていました。
今日はちょっと面白い光景を目にしました。道標看板にはあまり見たことのないツララが出来ていました。気温は氷点下だったのにこのようなツララが出来て、ちょっと不思議でした。
空気が澄んで遠くの山や街まではっきりと見えました。3枚目写真の根子岳の横に見えるのは日光白根山です。今日は風はやや強かったものの360℃のすばらしい景色が広がり、冬山を満喫出来る一日となりました。
夕方になって段々と雲が多くなってきました。明日の夜には標高の低いところでは雨の予報も出ていますが、その後は冬型の気圧配置となり、27日はまとまった降雪となる予報も出ています。明日、お越しの方は下山の際、わかんが活躍することになるかもしれません。
クリスマスの今日もケーキとワインで楽しんでいただきました。これでクリスマスが終わるといよいよ年の瀬へと向かっていきます。
河地