次第に風雪模様へと。
朝のうちはなんとか視界もあったのですが低気圧の接近により、８時頃から雪が舞い始めました。気温はマイナス４℃とそれほど低くなく、やや湿った雪でした。
次第に風雪模様となってきて、黒くなっていたゴリラ岩にも雪が付きだし、みるみると白くなっていきました。
この天気で登ってこられるお客様は少なかったのですが、話を聞くと下山した人や先行した人のトレースは、この風雪で所々消されてしまい大変だったようです。風雪の強い日は人のトレースをあてに出来ない場合があります。そんな場合は無理せず、下山の判断をしたほうが安全な時もあります。
天気が荒れた際、冬期小屋の角から玄関までの１００ｍは風が非常に強く、場合によっては歩けないこともあります。
そんな場合は小屋の南側にある自炊場の入口から入ることも出来ますのでご利用ください。ただ、受付は正面玄関にあるため、館内を少し歩いていただくことになります。
クリスマスも終わり、フロント周りの飾りつけもお正月のものへと変え始めました。週間予報でも年末年始の天気予報が見られるようになってきましたが、冬山登山において天気の把握はとても大切なものになってきます。直前の天気につきましては、燕山荘にお気軽にお問い合わせください。
今夜から明日にかけて荒れた天気となり、積雪量もぐっと増えそうです。ただ、その後の週末は天気の回復が見込まれ、山も賑やかとなりそうです。トレースはまだまだしっかりとしてきていないので、わかんがあったほうがいいかと思います。ここまで比較的穏やかな日々が続いていましたが、年の瀬になって冬らしい厳しい姿も見られるようになってきました。我々スタッフも気を引き締めていきたいと思います。
河地
