幻想的な朝。
日の出前まで雪が舞っていて、今日はご来光はないのかなと思っていたところ、日が昇る頃、ガスが薄くなってその中から太陽が顔を出しました。降雪直後の真っ白な山肌に日が当たり、幻想的でとても美しい光景が広がりました。年が明けて二日連続でご来光を見ることが出来ました。
そして、ガスに包まれる山頂にもほんのりと太陽の光が差し込み、いつもとは違った美しい姿を見せてくれました。
また、霧氷もびっしりと付いていて、感動的な美しさでした。
ちょうどこの美しい時間帯に下山されている方もいらっしゃって、ここから見るのとはまた違った美しい光景を見ながらの下山となって、きっと大満足な登山になったのではないでしょうか。
31日、1日とご連泊された方が多くいらっしゃいましたが、その皆さんが下山されると何だか静かになり、少し寂しさを感じました。今シーズンの冬期営業は1月5日のお泊りまでとなります。当初少なかった積雪量も日に日に増えて、冬の美しい光景を楽しめるようになってきます。
今日も餅つきを行いました。山頂をバックに外での餅つきをしようと思っていたのですが、天候が良くなかったので、今日も中でとなりました。
その餅つきが終わった頃より、天気はだんだんと良くなってきました。それと同時に気温が急激に3℃ほど下がりました。空気が入れ替わったからなのでしょう。
東側の安曇野側は街も見え、きれいに晴れていたのですが、冬の典型的な天候で裏銀座を始めとする西側の山々には雲がかかり続けていました。稜線上は所々雪煙が舞い上がり、冬らしい光景でした。
日の入はそれらの雲にさえぎられてしまいましたが、槍ヶ岳が姿を見せてくれました。
河地