コツコツと準備を。
4月25日の入山以来、3週間余りが過ぎましたが、コロナ禍の状況は日々変わり続け、ようやく少し落ち着いてきて希望の光も見え始めてきました。燕山荘の営業開始日は未定ですが、確定次第、このホームページ上でお知らせ致します。我々スタッフは、営業が開始できるように日々準備を進めています。ここ数年では最も積雪量の多かった燕山荘周辺の雪も除雪の甲斐があり、雪の中から小屋を掘り出すことが出来ました。これで雪の重みから、小屋も解放され、喜んでいることでしょう。
営業しているとなかなか出来ない厨房の床のニス塗りなど小屋をきれいにしています。
合戦小屋
現状ではまだトイレも小屋の土間もご利用になれません。
除雪の日々を過ごしていると時間はあっという間に過ぎてしまい、気が付けば入山して3週間ほどが過ぎていました。その間に季節は進み、雪は少しづつ少なくなってきて、今では第3ベンチあたりまで雪解けが進んでいます。そして、安曇野の水田には水が入り、その水田が太陽の光に美しく輝いて見えます。誰も登って来ない山というのは、かつて経験したことがないものでなんとも不思議な感じがします。やはり楽しそうな笑い声が聞こえる活気のある山の方がいいですね。早く、皆様が登山を楽しめる状況になることを願いつつ、こつこつと準備を進めています。
今年も小屋の近くにライチョウがやってきました。
河地