国宝を訪ねて
7月19日(日) 午前11時現在の気温:22℃ 天候:晴れのち曇り
まだしばらくは梅雨空が続きそうですが、今日は朝から久々の晴れ。
好天で気分も晴れやかになったところで、以前から気になっていた「旧開智学校」に行ってきました。
せっかくなので一部をご紹介します。
順路入口は写真右奥
昨年、国宝に指定された校舎は洋館を模したノスタルジックな作り。
館内では当時使われていた机や椅子・教科書などが展示され、明治から戦後まで、時代と共に変遷する教育スタイルや、学生の生活を垣間見ることができます。
入ってすぐの展示室には、このご時世に合わせてか「開智学校の体育と保健」展が開催されていました。今も昔も、あまり変わりませんね。
天井には西洋風のシェードに和文様を組み合わせた「擬洋風」の照明。
建築様式についての解説も多く、下調べなしでも十分楽しむことができました。
今回紹介した旧開智学校は松本市ですが、安曇野市にも碌山美術館やジャンセン美術館など、数多くの洋風建築があります。建物を眺めながら、当時の時代背景や人々の生活に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
写真文集「浪漫あふれる信州の洋館」
有明荘で販売しているこちらの本には、旧開智学校をはじめ、長野県内の様々な洋館風の建物が紹介されています。大正10年に完成したハイカラな洋館として、燕山荘も掲載されていますので、気になる方はぜひ、お手に取ってみてください。
(土谷)