ピント甘々ですが・・・
さかきです。
・・・ようやくでした。
私自身、6月29日に入山して以来、大天荘周辺では見かけることの無かった“彼ら”を、今日、やっと目にすることができました。最もコンパクトデジカメのおかげではありますが。
雷鳥の親子。雛は4羽です。
大天荘テント場から約20m程下がった窪地にいました。ピンボケの写真で申し訳ありませんが。
今日は強い陽射しが降り注ぎ、日中の気温も20℃越え。この陽気に、親子達は活発に動き回っていました。ちなみに、大天荘から常念岳方面に300m程行った縦走路脇にも、もう一組の雷鳥親子を見たとのスタッフ談。
元気に育ってくれるといいですね。
▲槍・穂高連峰
ということで、やや雲は多めながら、大天井岳はじめとする北アルプスは梅雨の中休み、夏の青空が広がりました。
▲穂高連峰
ひと昔前だったら、そろそろ梅雨明けという頃合いでしょうが、今年もいつになることやら・・・
時間前後しますが、それにしても、朝の陽ざしを浴びた穂高の雄姿は、格好いいものです。大天荘テント場の真正面に見えます。テント出入口の方向さえ合わせれば、朝起きた目の前に、槍・穂高連峰がドンと見える・・・贅沢な光景です。
小屋玄関前のミヤマキンバイ、こちらも今日は目一杯太陽の陽ざしを受けて、黄色い花びらがとても鮮やかでした。直に雷鳥親子達がこの辺りまでウロウロする日は、そう遠くないうちに訪れるでしょう。
みなぎる自然の息吹が、あちこちで垣間見えた今日一日でした。