感染症対策と飲料関係品不足。
さかきです。
雲は多め、しかしそれらが穂高の山並みをいい演出した朝でした。
▲穂高連峰(テント場より)
基本、梅雨空が続くここ最近にあって、なかなか印象的でした。
明日からの連休、空模様も新型ウィルス感染症の動向も、予断をゆるさない感じですが、登山ご予定の方は、ご自身の体調管理に十分留意され、無理のない行動を取られることを節に願います。本年度の方々の山小屋宿泊の際は、完全予約制です。燕山荘グループに関しましては、燕山荘HPを必ず一読頂きますよう宜しくお願い致します。
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営業を開始して以降、新型ウィルス感染症の対策は、試行錯誤の中で改善点をスタッフで話し合いながら刻々と日々内容が変わっていきますが、大天荘の客室で講じました感染防止対策(一部)を手短に紹介させて頂きます。
ご宿泊に際し、一番皆さんが気がかりにされている事は、恐らく客室(寝室)だと思います。
【新館2階一般室】
昨年までは、上のように一つの区画(4畳)ごとに仕切りを設け、布団もビッシリ定員通りに配置しておりました。加えて2段目(上段)の部屋に上がる際の梯子も、片側だけしかついていませんでした。
今年は、その日の予約人数に併せて、4畳もしくは3畳の部屋を更に抗菌性ロールスクリーンにより、一応別のグループとの間を仕切る工夫をしてみました。但し、空気空間を完全に遮断できるわけではありません。
加えて、梯子を増設。ロールスクリーンで上段仕切った場合、それぞれのサイドに梯子がありますので、昨年のように他の人前を横切る必要は無くなったと思います。
【本館2階】
従来はご覧の通り、柱の間は何もありませんでした。
昨年は上のように、柱の間に間仕切りを張り、3畳と2畳の個室のような空間に仕立ててみたのですが・・・
今年は更に3畳の部屋を板で仕切り、一人仕様の部屋に。2畳部屋は、二人部屋としました。こちらも、上部には隙間があるため、空気空間としては完全には遮断になりません。
他、清掃方法や要所にアルコールスプレーを配置するなど、いろいろ防止対策を施していますが、正直100%防ぎきれるものではないと考えます。お見え頂く登山者 お客様方にもいろいろご協力頂くこと多々ございますので、予めご了承の上、お出かけ頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
【お詫び】
只今、ヘリコプターの荷揚げが1週間以上滞っており、売品の一部 飲料関係(ジュースやビール等)中心に欠品が出始めております。歩荷等で対応しておりますが、量に限界があります。お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、飲料関係は、近隣の山小屋もしくは登る前に下界で予め調達されましてお見え頂きますよう、重ねてお願い申し上げます。