足元にチシマギキョウ。
さかきです。
今日は、朝から雲の変化に富んだ一日。昼頃は小雨も落ちてくるなど、ほぼ昨日発表された山の天気予報通りの空模様でした。
そんな日中です、これだ!という構図が見当たらないまま夕方を迎え、いよいよ今日のブログ、さてどうしようという時。
槍岳山荘のライブカメラを覗いてみますと、槍ヶ岳山頂を境に西側はわりと天気が良さそうに見えましたので、辺り真っ白の大天荘に大天井岳ではありましたが、長年の“直観力”で、きっと日の入頃には雲の切れ間から周囲の峰々が顔を出すはず・・・という憶測の下、カメラ片手にいざ山頂へ。
▲槍ヶ岳
▲穂高連峰
▲大天荘と霧に咽ぶ常念岳
山頂に着いた頃は確かに真っ白でしたが、みるみる霧が晴れ、どこを見渡しても、雲の演出効果が素晴らしい峰々を目にすることができました。
この後、ギャラリーは増え始め、最終的には・・・
ほんの少しですが焼けました。
7月の長ーい梅雨空の下では、写真を撮る気分に、今一つ精細さが欠けていたように感じましたが(何もそれほど上手なわけでは決してありません)、ここ数日、梅雨明けとともに、自然とカメラ意欲が高まるような光景を目にする機会が増え、気分も乗ってきました。
このご時世です、山へ行きたくても行けない方々がきっと多いはずで、その人達の為に、少しでも自然美の一瞬一瞬を画面を通して配信していければと、今日改めて思った次第です。
そんな、色んな事を大天井岳山頂で考えながらシャッターを切っていたところへ、ふと足元を見るとチシマギキョウがポツンと。
明日は月齢にして満月。今度は月夜でも撮ってみようかな・・・