ちょっとだけ青空と日の入。
昨日おとといと雨が続き、まるで梅雨に戻ってしまったような天気でした。そして、今朝もまた雨でした。それでも昨日は団体さんが多く泊まられていて、雨の中、大天井方面へと縦走へ出発されて行かれました。
しかし、天気は徐々に回復してきて早いお客様が到着されだす頃、燕岳もガスの中から姿を現してきました。ナナカマドの葉っぱには水滴がついて、それがキラキラと光ってきれいでした。
そして、すっきりとは晴れませんでしたが、雲の切れ間からは所々青空も見られるようになってきました。この夏はとにかく青空を見る機会が少ないので、この少ない青空でも随分とうれしく感じました。
天気の回復はいまいちで雲の多いままでした。日中の気温も１２℃くらいまでしか上がらず、外にいらっしゃる方で半そで姿の方はほとんどいらっしゃいませんでした。しかし、日の入ごろになると槍ヶ岳も姿を現してきて、外には日の入を期待して、多くのお客様が集まって来られました。夏らしい光景ですね。この賑わいを見ると今は夏なんだと実感がわいてきます。
しばらくというかひと月以上見ていない太陽が山の稜線に沈む瞬間を今日は見ることが出来ました。ちょうど日が沈む部分だけ雲が切れていてラッキーでした。ちなみに日の入時刻は１８時４０分でした。こうして日の入時刻が正確にわかるのなんて、本当に久しぶりでした。
河地
