夏と秋。
さかきです。
ここ2~3日こそお天気は安定してきましたが、まあ、7月から8月上旬にかけては本当にお天気悪かった・・・。梅雨が明けてもすぐ愚図ついてしまうこのお天気周期には、正直参りました。私達共はさておき、せっかく待ちに待った登山を楽しみに登られてきた方々にとりましては、お気の毒な日が多かったような夏山シーズンだったように思います。
今日はどんな一日だったかといいますと・・・
▲夜明け 3:59頃
さすがにテント泊の方の行動は早いですね。東の空高々に月齢25.4の細い月が、極めて小さいけれど雲を通して凛とした輝きを放っているのが印象的で、つい朝食の支度を抜け出し撮りに出てしまいました。
その約1時間後には・・・
なかなかこれも見事な朝焼け。今日は風が弱く、しっかり見届けることができました。
▲大天井岳山頂付近から槍・穂高連峰
昼間は、大天荘に設置された温度計で、外気温25℃を表示。もちろん百葉箱のような正確さは欠けますが、少し動けば暑かったのを覚えています。
そして時間は経過し、夕方。
東京辺りで降らせている雷雲だと思われますが、立派な「かなとこ雲」が見て取れます。夏の夕立、これまた季節感たっぷり。
そんなわけで、一丁前な夏の一日だった、お盆休み最終日でした。
お盆が過ぎれば、秋の気配・・・ということで、秋を感じさせる光景を数枚。
これは、先日も登場した「アキアカネ」のメスですね。
こちらは「アキアカネ」のオス。まさに、“夕焼け小焼けの赤とんぼ~”。画像は夕方ではありませんが、昼間よーく飛んでいます。
高山植物の秋を代表する花の一つ「トウヤクリンドウ」。
蕾の株を一つだけ、テント場の中で見つけました。
これからしばらくは、夏と秋が共存する数週間となります。