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大天荘

紅く、かなとこ雲。


さかきです。

あえて今日は大天荘の温度計の写真は載せませんが、昼ちょっと前に29.6℃を表示しました。うーん、確かに昨晩から今朝にかけて、私の寝床となる部屋は、昨日の熱気が余韻としてまだ残るような感じがしましたし、早朝外に出てもモワッとするような空気感は漂っていましたから・・・

   ▲日の出 5:07頃

最も日の出を見るには、風もなく気温高めなので、長居しても全く苦にはなりませんでしたけれども。

モワッとした割には、遠望がよく効き、常念岳越しに富士山から南アルプスの峰々がよく見えました。

その後、徐々に太陽高度が上がるにつれ、   ▲朝靄に咽ぶ 真ん中 浅間山と 右 四阿山

日の出の頃の淡い感じから“ギラギラ”とした太陽へと化し、その強い陽射しが、

槍穂の稜線を、いつになくくっきり浮きだたせていました。

午前中いっぱいはこんな感じで、真っ青な空がどこまでも続くのでした。今日も昨日みたいに夕方まで晴れっ放しかな・・・そうなると温度計の表示30℃超えも夢ではないのか・・・ふとそんな事を思わせるほど、午前中の体感的な温度は急上昇でした。

 

しかし、今日は夏の風物詩とも言える入道雲が昼過ぎから湧きだし始め、同時にやや涼し気な風が吹くようになり、30℃超えは何とか免れました。

その後、周辺の空模様は徐々に怪しさを極め・・・

太陽を隠すまでになり、気付けば、槍・穂高連峰方面や蝶が岳方面は見るからに夕立性の雨が降っているのが一目瞭然。時折雷鳴も轟くように。

大天井岳周辺はこの夕立は一切来ることはありませんでしたが、午後から夕方あたりまではパッとしない空模様でした。

 

 

し・か・し、夕方は、見事なかなとこ雲が、大天井岳の眼前に空高くそびえたち、圧巻でした。

あまりにも直近でそびえたつので、縦にしても画像に収まりきらない・・・もちろんその下で夕立に遭われている人達にしてみれば、はた迷惑なお天気なのでしょうが、あくまで一つの自然が気づきあげた造形美、繰り返しますが圧巻です、迫力があります。

 

「雷三日」という言い伝えがありますが、ヤマテンの予報を見ても、明日明後日の午後は夕立性の予想になっていますので、早出早着を心掛けた行程で登山を楽しんで頂ければと思います。

 

※「ヤマテン」は有料サイトです。

 

 

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