十分に気をつけたい雷。
さかきです。
昨日雷3日という事をお伝えしましたが、結果、今日はその2日目となってしまいました。
それでも午前中は、
▲槍・穂高連峰
▲剣・立山・白馬方面
▲裏銀座主稜線
上空は抜けるような青空で、南から西、北の空には一点のくもりもありませんでした。強いて言えば、 ▲常念岳方面
東の空に少しだけ積雲が。しかし、この後昼過ぎに激しい雷雨に見舞われるとは・・・正直半信半疑ではありました。
「雷3日」の定説がものをいいます。
▲13時過ぎ 受付窓よりテント場を見る
12時頃は、多少薄日も差し、雨雲レーダーでもほとんど雷雲はありませんでしたが、そのわずか30分後には辺り一帯日没のタイミングと同じほどの暗い様相となり、13時を回る頃から大粒の雨が。ちなみに、この画面で写る白い物は、ただの雨ではなく・・・雹だったんです。雹が落ちる時間はものの5分程度でしたが、その粒を拾おうと窓から手を出すと、痛いのなんの。下界で聞く話では、ピンポン玉程の大きさの物も落ちてきたりするようですが・・・1㎝弱ではありましたが、痛かったです。
そんな激しい雷雨も、15時あたりには急速に弱まりました。夕立性とはまさにこのことですね。
その後、到着された知り合いのガイドさんにお聞きしたら、かなりの恐怖心を感じたとのこと。ポイントは、ものの30分程で急速に発達した雷雲に稜線上で遭遇すると、どこかによける時間などほとんどないということでした。
山で気をつけなくてはならない気象現象は、風と今日のような“雷”。明日も午後のにわか雨もしくは雷雨の予報が出ています。十分な注意が必要です。
なお、夕方はというと、
過酷なお天気の中お見え頂いた方々へのご褒美となれば幸いですが・・・。
<おまけ>
昨日夢の30℃超え云々と言いましたが、
超えちゃいました。