名盤の似合う朝→三日目の雷。
さかきです。
クラシックの名盤、「ヴィバルディの四季」が似合いそうな素敵な朝で始まった今日一日。清々しい気分にさせてくれる、こんな光景で一日のスタートがきれること、本当に贅沢な環境で働かせて頂いていると、つくづく思います。
▲トウヤクリンドウ
▲オヤマソバ
▲ミヤマアキノキリンソウ
▲ウサギギク
この高山だから映えるこの花々達。殊、朝日に照らされているこの瞬間、何か我々に語り掛けてきているような“表情”に受け取れるのは私だけでしょうか。
ウサギギクなどは、高山に咲く“向日葵”のようですね。愛嬌さえ感じます。
さて、「雷3日」と一昨日から連呼していますが、今日も午後は雷雨に見舞われた大天井岳一帯です。
▲槍・穂高連峰
▲大天井岳と大天荘
いつものように、午前中はとてもよいお天気。“カラカラ”と羽を鳴らすトンボ達があちこちで飛ぶ中を、槍穂高の雄姿を眺めながら登山道を散策するのは、とても気持ちがいいものです。
▲常念岳方面
しかしながら、この3日間で今日が一番雲の湧くタイミングが早かったような気がします。ただ、降り始めたのは午後2時半を回ったあたりから。
屋根をバラバラ強く叩く音。昨日よりも一回り大きい雹。自然の威力を感じます。
降ったり・止んだり・雷鳴ったり・陽が差したりのコロコロ変わる空模様となるわけですが、一時有明山方面の視界が抜けたその瞬間、うっすらと虹が架かりました。
今日、辺りが見渡せたのはここまで。それ以降は時々雷鳴が轟きながら、弱い雨が降り続いています。
気付けば、このブログをしたためている7時過ぎ、大天荘の玄関にかかる温度計、外気温の表示は10℃を切りました。
これで少ーし秋めいてくるのでしょうか・・・