安曇野 初秋の風物詩
8月2９日（土） 午後12時半現在の気温：28℃ 天候：晴れ時々曇り
この一週間残暑が厳しく、季節が逆戻りしてしまったかのようですが、昨日安曇野市内を車で走っていると目に飛び込んできたのがこの風景・・・そば処信州の初秋の風物詩「そばの花畑」です。
▼白い絨毯のように一面に広がる「そば畑」
▼こちらが小さくて可憐な「そばの花」
時節柄「密ってるなぁ…」と一瞬思ってしまいましたが、こんな密なら大歓迎ですよね。
「信州そば」の名で親しまれているように、長野県は蕎麦（そば）の名産地です。昼夜の寒暖差が大きい長野県では、澱粉がしっかりと熟成したおいしい蕎麦が育ち、そば粉に加える水もアルプスの恵みを受けたおいしい水が使われます。そして茹であがった蕎麦はキリッと冷えたたっぷりの水で締められるのです。信州そばは長野県の美しい風土が作り上げた伝統食なのかもしれません。
今年も10月下旬にはおいしい新そばが食べられそうです。
安曇野市内の「そば畑」は堀金地区の岩原、小多田井、住吉などで見られます。国営アルプスあづみ野公園内でも見頃を迎えているようです。安曇野インターからそう遠くないので、お車でお越しの方は有明荘への行き帰りに少し足をのばしてみてはいかがでしょうか？
安曇野市内の日中はまだまだ気温の高い日が続いていますが、自然界の花たちは季節を忘れずいつもの時期にいつものように咲き、私達に季節の移ろいを教えてくれます。
８月も残すところあと２日ですね。残り少ない夏を楽しみましょう。
（猪股ひ）
