早い、山の朝。
さかきです。
8月最後の週末、登山目的で予定をされている方々は、今頃目的の登山口へのアプローチの最中、もしくはヘッドランプ頼りに登り始めている方もお出ででしょう・・・最も、これから山に入ろうかなという人達の動きはそういったところではないでしょうか。
一方で昨日以前から山に入られている方々は、布団もしくは寝袋からゴソゴソと動き出し、朝食、荷物のパッキング等々、それぞれの出発準備に向けて動きだされていることと思います。
いずれにしても、“山の朝”は早いんです。
▲8月28日 夜明け(3:50頃)
とりわけ、テントの人達の動きは早いです。今朝は3:10頃に発電機を始動しに外に出ましたが、既に多くのテントヵら、灯かりがこぼれていました。そんな中、ふと東の空を眺めれば、金星がひと際輝くのが見て取れます。
▲小屋の裏手から大天井岳の方角
天の川が頭上です。左下にぽつぽつ見える光は、裏銀座主稜線でヘッドランプつけている人達のもの。
▲槍・穂高連峰
吊尾根の下に見える灯かりは涸沢界隈のものです。山の朝は、どこも本当に早いですね。
ということで、今日も朝からよいお天気となりそうです。熱中症に新型ウィルス感染症と、対策することはいろいろありますが、そんな中にあっても、登山者の皆様にとって今日一日が楽しい山登りを送れますことをせつに願います。
<おまけ>
浅間山の噴煙です。
もちろん被害が出ない程度でないと困りますが、こんな様子も稜線にいるからこそ見られる光景です。