去り行く夏と黄色い花。
さかきです。
8月最後の週末、言い換えれば“夏”最後の週末が終わろうとしています。
▲夕方 安曇野平上空にそびえる入道雲
夏の終わりを告げる雷鳴が、今日も午後遅くから大天井岳周辺で轟いています。
・・・とは言いましても、里では残暑が相変わらず続いているわけですが、ここ3,000m級の稜線も、日中ちょっとでも陽ざしが差し込むと、一気に汗ばむほどの気温上昇となり、熱中症等の油断ができません。
油断できないと言ったら台風。ここへきて台風の発生が頻繁になってきました。9号が日本に近づいてきているようです。当面北アルプスへの直接的な影響はない進路予想が出ていますが、秋は台風の季節。去年も方々で甚大な被害が出ています。日頃から気象情報をこまめにチェックする習慣がつくといいと思います。
気象は奥が深い、面白いです。
最も私は専門家でも気象予報士でもありませんが・・・
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大天荘周辺は、今でも黄色系統の花があちこちで咲いています。
▲ウサギギク
本当に表情豊かな花。私、これ大好きです。しかし盛りは過ぎた感があります。
▲ミヤマアキノキリンソウ
初夏のミヤマキンバイに次ぐ、大天荘周辺で株の多い黄色の花。これも直に終わりを迎えそう。
▲ミヤマホツツジ
黄色というよりはやや白っぽいですが、小屋の裏手の斜面に所々株をつけています。花柱の先端が“象の鼻”のようですね。
そして、恐らく小屋の周辺見回してもこの一株だけしかないと思われる黄色い花。
「キオン」です。
玄関前に咲いています。
・・・おっと、外はまだゴロゴロ鳴っていますね。今夜は去り行く夏をいとおしみたいと思います。