光学現象。
さかきです。
山の稜線上にいますと、大気の光学現象に触れる機会が間々あります。昨日のブログにも掲載しました「虹」や「ブロッケン現象」などは、その典型的な例です。今朝は虹ではなく・・・
▲薄明光線
▲反薄明光線
薄明光線、わかりやすく言えば「後光」ですね。日中に出現することはなく、朝晩中心に出やすい現象です。なんとなく虹やブロッケン現象と比較すると地味な感じがしますが、実際目にするとなかなかです。
ということで、この後の5:20頃に、美しい日の出を迎えることとなります。
数日前までのブログでは、「秋云々」とする話題をたくさん書いてきたような気がしますが、南海上を賑わせている台風の影響か、温かい空気が入ってきていることで、受ける太陽光線の印象は、まさに夏そのもの。ギラギラしています。
そんな朝で始まった一日、今日も午前中は晴れ間、午後は近辺で雷雨(通り雨)という、いわば典型的な夏山の様相でした。
これも、上空見上げるようにして眺めるのですが、圧巻です。加えて、重低音が響き渡る雷音も併せてですから、迫力あります。最もこの雲の真下には居たくありませんが・・・。
どうやら明日も、今日と似たような空模様のようです。山にお出かけ予定の方は、特に稜線上にて午後の通り雨と雷には十分お気を付けを。
ち・な・み・に、
今日も夕方前、立派な虹が出ました。二重となる外側のものも、比較的よく見えました。
虹って、私子供の頃は、見えればとても“ラッキー”とか、”珍しいもの”という認識でしたが、ここ数日、こうも度々みられると、なんだかありがたさが無くなってしまうような・・・