槍穂にレンズ雲。
さかきです。
昨日に続き、今朝も最低気温は10℃を下回り、7.2℃まで下がりました。徐々に気温が秋めいてきた感じがします。 ▲5:24頃
日の出る位置が浅間山にかかり始めてきました。
さて、今朝のラジオを聞いていましたら、今日は全国的に大気の状態が不安定になり、午後は各地でにわか雨や雷に十分な注意が必要との情報があったため、うーむ、こんなに朝から晴れ渡っているところから崩れるということは、恐らく気象変化は著しいに違いない・・・などと、一人推理探偵のごとく持論を展開していたところへ、スタッフから一声がかかり、「槍穂の上がきれいですよ」。
きれいなレンズ状の雲が、峰々を覆いかぶさっていました。なるほど、ラジオで聞いた情報と合致する・・・レンズ雲は一般的には悪天候の前触れで現れやすい雲とされています。それにしても美しい流線型、しばらくボーっと眺め入ってしまいました。
このような雲を見てしまっては、昨日に引き続き道直しを予定している手前、加えて稜線での作業ゆえ、午後の雷だけは避けたいと、早めに出かけることに。
この写真の50分後、道直しに出かける直前には、
槍穂上空の雲は更に変化を遂げ、厚みが増していました(カメラ変わっています)。
ということで、今日は足早に道直しに急行。手早く作業に取り掛かりました。
まだまだやる箇所はありますが、一歩一歩進めていきます。それにしても東側斜面につき、安曇野側から吹きあげられる むっとした暑い空気には体力を奪われました。スポーツドリンクは欠かせません。小屋で体感する朝晩の秋めいた気温とは雲泥の差を感じました。約300mの標高差ながら、こんなに気温差があるものだと、改めて痛感した次第です。
季節は秋ですが、青空に陽ざしが降り注ぐような日の稜線歩きは、まだまだ熱中症対策怠ってはいけないように思いました。くれぐれもご注意を。
15時前には現場を切り上げて小屋に戻ってきましたが、それまで降られることは結局のところありませんでした。
まぁ、用心に越したことはありませんね。
追記:ブログを更新している19時過ぎですが、外は風雨です。