秋の足音が。
今朝の太陽はすっきりと晴れた空の下、浅間山と四阿山のちょうど中間あたりから太顔を出しました。穏やかな一日の始まりでした。
合戦小屋上部
山荘直下
昨日は松本で過ごしたのですが、まだまだ日中はうだるような暑さだったのですが、夕方になると涼しい風が吹き、虫の鳴き声があちこちから聞こえてきて街にも少しずつ秋が近づいていることを感じさせられました。今日も暑くなる前に登ろうと６時過ぎから歩き始めたのですが、意外と涼しく気持ちよく歩くことができました。もう真夏の暑さはないのですね。登山にはいい季節がやってきたようです。合戦小屋を過ぎるとダケカンバの木々は少し黄色く、ナナカマドの木も紅くなりだしているのもあって、ここでも秋の始まりを感じました。山荘直下は草紅葉が始まりだしているためここも黄色くなり始めています。
朝のうちは気持ちの良い青空が広がり今日は以外と天気がいいなと思っていたのですが次第に雲が多くなってきました。
立山方面や槍ヶ岳方面にはレンズ雲が現れ今の晴天は長くはもたないのかなと感じさせられる空模様になってきました。
それでも午前中は穏やかな天候だったのでペンキ塗りや窓掃除などの外作業を進めました。登ってくる方も少なく、どことなくゆったりとした、時間が流れていました。
今日も硫黄尾根の方からは強い硫黄の匂いがしてきました。しかし、前回のような噴気は見られませんでした。この辺りは火山ではないので噴火の心配はないかと思います。
夕方になって前線の通過により強い雨と風となりました。突風でもあったのでしょうか、テントを風で壊されて小屋に逃げて来られた方々がいらっしゃいました。この前線は夏と秋の空気の堺目に出来たものです。季節は秋へと変わりつつあるようです。
河地
