秋の連休最終日。
秋分の日の今朝は太陽が浅間山の天辺から登るのですが、今朝は雲海がその浅間山より高かったので、残念ながらそれを見ることが出来ませんでしたが、雲が紅く染まる美しい日の出を見ることが出来ました。ちなみに今朝の玄関先の温度計は３℃台で昨日よりは少しだけ高かったのですが、寒い朝には違いありませんでした。ここ数日は朝起きて真っ先にすることと言えば、ストーブに火をつけることになってきました。
日が少し高く登ると日の出の頃とはまた違った美しい光景が広がってきます。朝は刻々と風景が変わっていき、とても美しい時間です。
紅葉情報ではありませんが日に日に変わっていく、山肌の色を比べて頂きたいので、同じようなところから撮った写真をしばらくお届けしたいと思います。
小屋の近くにあるウラシマツツジが真っ赤になってきました。このウラシマツツジの赤い色は本当に色鮮やかですね。その隣には主役の座を終えたトウヤクリンドウがまだ咲いていました。
連休最終日の今日は日帰りの方が多かったのか、朝からお昼にかけて玄関前はとても賑やかになりました。コロナ禍の中、この連休中は天候にもまずまず恵まれ、山に賑わいが戻ってきて、楽しそうにされている皆様の姿を見ることが出来、山小屋で働いているものにとってはうれしい限りでした。コロナ対策をあれこれ試行錯誤しながらやってきたことの集大成のひとつがこの連休の賑わいへと繋がったのではないでしょうか。この先、寒くなっていくのでこれまでと違ったコロナ対策を新たに試行錯誤しながら見つけていかなければならないと感じました。この連休を乗り越えることができ、いまはちょっと一安心です。
ほっと一息といったところですが明後日ごろ台風が近づいてくるようで、そちらがちょっと気になります。
河地
