季節の移ろいを楽しみましょう。
さかきです。
夕方になって寒さ厳しくなってきました。今こうしてブログを更新中の午後6時頃、外の気温は2.4℃を表示。わずか1時間足らずで一気に3~4℃下がっています。今シーズン初の氷点下となるのでしょうか・・・
それでも昼間は15℃程あった気温ですが、確かに、吹く西寄りの風は冷たさが増してきたような気がして、気温以上にどことなく寒い!そんな気温変化がもたらす紅葉への影響、だいぶ山肌がカラフルになってきました。
▲中天井岳から常念岳方向
▲牛首展望台の山肌
まだ疎らではありますが、ダケカンバやカラマツといった落葉樹の色づきが、目立ってきました。
このまま冷え込みが続くようですと、一気に紅葉は加速しそうです。
小屋のシンボルツリーであるこの子(ななかまど)も、徐々に色が変わってきました・・・というより、少々枯れ気味ではありますが、遠目から見れば、そのグラデーションがきれいです。
そもそも、夕方急激に冷え込んできたのには理由があり、日本列島上の天気図が冬によく見られる冬型の気圧配置のような等圧線の配置になったため、大陸から寒気が流入してきたためでしょう。 ▲テント場から見た日没前の槍ヶ岳方面
西側からどんどん雲が流れ込んできているので、槍ヶ岳のピークが見えそうで見えない・・・寒気による雲の流入です。西風にあたりながら見ているので寒いですが、こんな光景も季節の移ろいの一つだと思います。
おっと、ブログをしたためている最中ですが、気付けば・・・外の気温、1℃台まで下がってきていますね~。
ということで、3,000m級の稜線上は、事実このように気温が日に日に下がってきています。肌身で感じる気温は朝晩中心に段々厳しいものになっていくのですが、それに比例して紅葉は進んでいきます。
防寒装備でご自身の身をしっかり守って頂ければ、この今、初秋から晩秋への季節の移ろい、ここ北アルプスの地で楽しめるいい時期です。
芋煮も、もれなく楽しめます、大天荘にお越し頂き、夕食を召し上がって頂ければ・・・