月と紅葉。
満月前後のこの数日間は月明かりがとても明るく、夜でもヘッドランプなしで歩ける明るさです。山頂にカメラを向け、オートで普通に撮ってもまるで昼間のような明るさの写真を撮ることが出来ます。これは昼間の写真ではありません。日の出前のまだ暗い中で月明かりだけで撮った写真です。
今朝はやや雲が多く、昨日のように沈む月を見ることは出来ませんでしたが、美しい御来光だけは見ることが出来ました。
日中は灰色の雲に覆われ、日差しがなく肌寒い一日となりました。紅葉はどんどんと進んでいて、合戦尾根の山肌の色もまた一歩進んだようでした。山頂から西に延びる尾根筋は、色づいている箇所が日に日に下へと降りていく様子を見ることが出来ます。
外にいらっしゃるお客様の服装を見るとダウンを着ていらっしゃる方が多くみられるようになってきました。ダウンは軽くても暖かく、これからは必需品となってきます。
週末の今日は大変な賑わいを見せました。そのためなかなか忙しい一日となり、日中は外に出ることがあまり出来ませんでした。夕方になって少し落ち着いたときに外に出てみると灰色の雲はいつしかなくなっていました。そして、今日の夕陽を見ようと多くのお客様が外に出ていらっしゃいました。こんな賑やかな光景を見ると昨年までの賑わった週末の日を思い起こさせました。今年はコロナ禍により、定員を絞っての営業となっていますが、こうして少しづつ山に登られるお客様が増えていき、やがて、もとの状態に早く戻ってくれるといいですね。それまではコロナ対策をしっかりとやっていきたいと思います。
満月は過ぎましたが、今夜も月明かりがきれいです。
河地