晩秋へと進みだしました。
満月を数日過ぎ、月明かりはその頃ほどは明るくなくなってきましたが、夜明け前の外を歩く際、その月明かりだけでもなんとか歩けるほどの明るさはまだ残っています。今朝の夜明け前はきれいな街の明かりが見えていました。雲は多めでしたが、もしかしたらすごい朝焼けが見えるのではないかと期待しました。
そして、日の出が近づくにつれ、それらの雲がだんだんと赤く染まりだし、期待通りの朝焼けとなっていきました。
太陽が昇ると太陽に近い空の部分がより一層赤く染まりました。
望遠レンズで覗いてみれば、より迫力のある日の出となりました。今朝も氷の張る寒い朝となりましたが、この美しさに一瞬だけ寒さを忘れることが出来ました。
朝日は光の強いものではありませんでしたが、裏銀座の山々がほんのりと太陽の色に染まりました。
雲が多かった朝ですがこんな美しい光景も一瞬だけ見られました。毎回思うのですが、雲が空の表情を作り出す主役なのかもしれません。
太陽の隙間から差す光が安曇野の街にあたり、家々の屋根や川の水面をキラキラと光らせていました。普段あまり見ない光景で派手さはありませんでしたが美しいと感じました。
寒くなってきましたが、紅葉シーズンということもあり縦走される方も多くいらっしゃいます。縦走路に目をやれば点々と人の姿があります。
合戦尾根の今日の様子です。やはり、ダケカンバの落葉は日に日に進みだしているようです。
曇り空のまま終わると思っていましたが日中の一時だけ、きれいな青空が広がりました。ただここのところ連日書いていますが、とにかく山の上は寒くなってきています。ダウンやフリースの防寒具をお持ちください。手袋やニット帽もそろそろ必要となってきています。
日の入りごろにはまたガスが沸いてきてしまい、日の入りは見られませんでしたがちょうど紅葉して黄色くなっている部分だけが美しく浮かび上がっていました。今夜もまた玄関の温度計は0℃をきりだしてきました。
河地