カラマツの黄葉がきれいです。
朝、東の空を見るとまもなく新月を迎える細くなった月の近くに金星が輝いていました。月の太陽の光が当たっていない部分には地球の光が当たる地球照も見られました。冷え込みはやや強く、ベンチの上にはびっしりと霜が付いていました。
西の空からは寒気によるものでしょうか、黒い雲が流れてきて、その雲が朝日に赤く染まり、とてもきれいでした。
この寒気による雲は普段とは違った光景を見せてくれました。ちょっと恐ろしいような感じもしますが、なぜだか美しくも感じました。
暖かかった日もどうやら昨日までのようで、日中もあまり気温が上がらず、しかも西寄りのやや強い風が吹き、寒い一日となりました。この先の天気予報を見ていても寒い日が続くようでどうやら秋もまた一段と深まり、冬へと近づいてきたようです。
今日の日中は安曇野側の雲海が消えることはありませんでした。ここから見る合戦尾根の山肌は木々の葉っぱがすっかり落ち、ダケカンバの木の幹の白と茶色になりました。
小屋周辺のカラマツの黄葉が今、ピークを迎えて、とても色鮮やかです。それにしてもすっかり寒くなってきました。
河地