穏やかな一日でした。
さかきです。
▲日の出5:56頃
今朝は快晴無風、気温こそ大天荘の温度計で-2.1℃でしたが、体感温度はとても氷点下とは思えないほど、“着込めば”寒さを感じませんでした。
▲テント場脇から槍・穂高連峰
▲槍ヶ岳・大喰岳・中岳
▲穂高連峰
夏山の様相はもちろんのこと、雪を纏った峰々は、それにも増して秀麗に見えます。これで槍穂の稜線は根雪になりそうな気配です。
▲午前中 大天井岳と大天荘
今回降った雪は、陽の当たりやすい箇所ではだいぶ融けました。一方で北斜面等、陽の当たりにくい所は、今日現在でも十数cm残っています。部分的には6本歯のアイゼンは欲しい所です。
▲常念岳と蝶ケ岳方面
「常念小屋」と「蝶が岳ヒュッテ」は、今週末24日(土)のご宿泊で営業は終了となります。この他、北アルプス南部の主だった山小屋のほとんどが、24日(土)のご宿泊が最終営業日です。ご注意ください。
▲左手 有明山方面
「有明荘」含めた標高1,300~1,500m辺りが紅葉の見頃のようです。谷間を覗くと、だいぶ下のカラマツやダケカンバ等の色づきが目立ちます。
・・・と、今日は一日穏やかな陽気でしたので、ぼちぼち外回りを中心とした小屋閉め作業を本格化させました。これから先、いつ何時ドカっと降られるやもしれません。直近、明日以降の天気、空から降ってくるものが雨なのか雪なのかが気がかりです。小屋閉め作業の工程への影響、もとよりお客様の山行計画も変わってくることと思います。
気象情報から目が離せない一両日となりそうです。