再び降雪へ。
今朝は冷え込みました。小屋の西側につけてある温度計はマイナス6.8℃を示していました。この秋、一番の冷え込みで寒さに多少は慣れてきたのですが、寒いと感じました。そして、この冷え込みにより美しい霧氷があちこちに付いていました。
冷え込んだ今朝の日の出はぼんやりと雲を通してのものでしたが、その後、どんどんガスが取れ、青空が広がりだしてきました。
玄関前のベンチにはびっしりと霧氷が付いていました。ここまでベンチにびっしりと霧氷が付いているのを見ることは多くないような気がします。
秋枯れのさびしい景色の中、草木には霧氷の白い花が咲き、草木の周りだけぱっと明るくなりました。
霧氷の付いた山肌の色はいつもとは違った感じで、ちょっと不思議な色合いでした。
とにかく気温の低い一日で日中でも気温はプラスになることはなく、霧氷は長い間残っていました。そうこうしているうちに寒気が本格的に入りだしてきて、午後には雪が降り出してきました。
だんだんと風雪模様にもなってきました。先日の雨で雪が解けてしまい、茶色くなった地面が再び白くなり、雪も積もりだしてきました。明日の朝までにどのくらい積もるのでしょうか。
今年はコロナ禍の影響もあり、周辺の山小屋は今日でほとんどが営業を終了します。縦走は困難になっていきます。先日も書きましたが街では秋でも山の上では季節がひとつ先へ行っていて、もう冬だということをご理解ください。雪も降りますし、氷も張ります。日によっては日中の気温でも氷点下の日があります。ちなみに今日はそんな一日でしたが。
河地