日々、いろいろ。
さかきです。
先ずは降雪情報です。
▲大天荘玄関前
日が暮れて、雪の降り方と風が強まってきました。積雪は平均して１５㎝ぐらいになったでしょうか。吹き溜まりではそれ以上の積雪となっていることでしょう。気温も徐々に氷点下に下がりはじめ、１８時現在、大天荘の温度計は-0.8℃を表示しています。
昼間からの速報ブログでお伝えしていますが、明日の午後以降は寒気と季節風の影響で、稜線はこの時期としてはかなり厳しい環境になるかと思われます。明日１１月３日（火）のご宿泊にて2020年シーズンの大天荘は営業最終日となりますが、決して無理のない行動をお願い致します。
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昨日までの数日は、じつに穏やかな晴れ間が続き・・・タイムリーで周辺の様子をお届けしたかったところですが、ごめんなさい、忙しさにかまけて更新できませんでした。
まとめてダイジェスト版でお伝えいたします。
＜モルゲンロート＞
▲槍ヶ岳（10/31朝）
▲穂高連峰（10/31朝）
美しさを放つ物は、何度見ても、何度写しても、飽きさせない魅力を湛えているもので、お天気さえよければこうして度々目にする槍・穂高連峰のモルゲンロート・・・いいですね。
＜日の出＞
▲１１月１日の日の出（６：１０頃）「
中天井岳からの様子。八ヶ岳連峰と浅間山のほぼ真ん中から出てきます。これが冬至の頃になると、八ヶ岳連峰辺りまで移動。季節の移ろいを感じさせてくれる、太陽の”天体ショー”です。
＜雲＞
▲１１月１日 日の入の様子
晴天の中、そこに浮かぶ雲の形やその色彩を観察するのは、私の好きな事柄の一つなのですが、この雲の感じ、妙にいい印象だったので思わず一枚パシャリ。１６：４３頃でした。
一直線、幾重にも重なる雲の間からでる太陽、これもまたよしです。
＜秋＞
▲大天井岳山頂直下から有明山と安曇野平（10/31）
稜線は晩秋と初冬を行ったり来たりしているわけですが、山の上から見渡す麓の光景は、まさに秋本番といった感じに見受けられました。
これは、大天荘のテント場から撮った、上高地は徳沢周辺のカラマツ黄葉の様子。徳沢をはじめとして上高地界隈は、紅葉シーズン真っ盛りでしょうね。
＜続・夜の散歩＞
先日の晩、ちょいと夜の散歩に出かけた際に写した月と夜景の様子をブログに掲載させてもらいましたが、１０月３１日の晩は満月に加え、これまた風が無く、気温も氷点下ではなかったこともあり、いそいそとカメラ片手に再び夜の散歩に出かけました。小屋周りを少しうろつく程度でしたら、ヘッドランプなしで月の灯だけで散策できたので、気分は上々でした。
ただ、出かけはじめたのが、お客様がある程度寝静まってからの消灯前でしたので、月はかなり天高くまで上がってしまい、夜景と共に写すのには少々無理が生じ・・・
夜景がきれいだったので、あちこちの街の灯を前にして、いろんな思いを想像しながら観察して楽しませてもらいました。
▲浅間山シルエット 遠く上田から軽井沢方面 手前安曇野平
▲富士山と八ヶ岳シルエット 手前松本平から諏訪方面
▲右奥 長野市内（善光寺平） 左手前 大町市街
昼間より夜のほうが、もともとその街で暮らす人々の営みが、いろいろ想像出来たりするもので・・・家族で晩ごはん食べたり、早々に布団にくるまったり、お風呂に入ったりしているのかな・・・なんて。山の上から眺めるからこそ、そんな思いにふけたりするのは私だけでしょうか。
散々楽しませて頂いた満月の下での散歩。翌朝、その満月が西の空に沈んでいく様子。“私の足元を照らして頂いてありがとうございました”と軽く月に一礼。
今度夜の散歩を楽しめるのはいつのことやら・・・
といった感じの先週末でした。
