現地最終便り。
さかきです。
今シーズンの現地からの更新は、これにて最終となります。
新型ウィルス感染症に色々な面で左右された2020年シーズンでありましたが、お客様並びに我々スタッフ共に、何とか感染者を出さずに、無事に下山の途に就けそうです。正直それが一番ホッとしています。
お見え頂きました多くのお客様に、様々な点で感染症に伴う規制等にご協力とご理解賜りましたことに対し、従業員一同感謝申し上げます。ありがとうございました。下山して落ち着きましたら、改めましてご挨拶させて頂きます。
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ここ数日まったく更新しておりませんでしたが、小屋閉め作業に勤しみつつ、時として我々の目の前に広がる自然美に作業の手を少々休めて、シャッター切りにあちこちさまよったりと、ばたばたした日々を送っておりました。
▲11/5 槍・穂高連峰モルゲンロート
降雪後の朝にて、とりわけきれいでした。
▲11/5 6:20頃 日の出直後
雪があるのと無いのとでは、小屋周りで撮るにも、その受ける印象がとても違うのが、よくわかります。グリーンシーズン・ウィンターシーズン、どちらも私は好きです。
▲11/5 大天井岳山頂直下から 稜線 冬 里 秋
里の“秋色”に稜線の白さが際立ち、このコントラストが印象的です。
11/5 シュカブラ越しに夕陽 槍・穂高連峰
11月5日は、一日通して要所に美しい光景が広がり、小屋閉め作業が片手間になること度々・・・
<小屋閉め作業>
決して小屋の規模は大きくありませんが、営業の開始前後に物の移動をものすごく強いられる建物であるため、思いのほか小屋開け・小屋閉めに時間がかかります。それでも、にわかにお手伝いに来てくれたスタッフのおかげで、なんとか終えられそうです。
▲11/6 夕焼け槍ヶ岳
シーズン最後にして、ほんの一瞬でしたが西の空が真っ赤に焼けてくれました。
駆け足の、2020年現地からの最終便りでした。