少なくなっていく雪。
今朝も夜明けには東の空はきれいなオレンジ色に染まりました。新月で星を見るにはいい条件の夜でしたが、空は少し霞んで見える星は少し少なめな夜でした。また、街の灯りがぼやけて見えるのはピントがあっていないからではなく、霧が出ていたためです。
今朝も穏やかな御来光となりました。賑わった週末の朝とあって、御来光を眺めるお客様も多く小屋の東側は夏のように多くのお客様がいらっしゃいました。
太陽が昇ると、夜明け頃は薄かった安曇野の霧は濃いものになっていました。きっと街から、燕額は見えなくなっていたことでしょう。
週末を燕岳で過ごされたお客様は好天に恵まれ下山するのが名残おしそうでした。最後に槍ヶ岳の姿をカメラに収めて下山されるかたも多くいらっしゃいました。きっと皆さまいい週末となったことでしょう。
今日も引き続き穏やかな登山日和となりました。このところ季節の歩みはゆっくりとなってきているようです。雪も日に日に解けていっていて晩秋へと逆戻りでもしているようです、今年はラニーニャの影響もあって、寒い冬になるといわれていますがどうなることでしょうか。今の時期雪が多すぎても困ってしまいますが、少ないというのも何だか変な感じがします。それにしても11月の積雪量が少なくなってきているのを、山の上で働いていると、すごく実感します。
鳥たちも冬になるにつれライチョウ以外は下へと下りていってしまい、最近あｍり見かけなくなってきましたが、今日はアトリの群れがしばらく小屋の周りを飛んでいました。一か所のにあまりじっとしていない鳥なので写真んはなかなかうまくは撮れません。
夕方になって雲が少し多くなってきて日の入りは雲に隠されてしまいました。それでも、この先数日は大きな天気の崩れはなさそうです。
空気が澄んでいると、ここからは栃木県の日光白根山や埼玉県の両神山など遠くの山まで見えることがあります。ただ、この山は何なのかスタッフの誰も分からない山があります。黒姫山の右側に見える三角形の山。地図などで調べてみると新潟県の「米山」という山ではないかと思いますが………。
河地
