ようやく吹雪もおさまって。
昨日は歩くのもやっとのほどの風が吹き荒れましたが、気温は比較的あたたかい一日でした。それが昨夜辺りから気温が下がり始め、朝になると積雪量もまた増え、真冬のような光景が広がっていました。
下山される方々の格好は冬山と全く同じです。先日も書きましたがこの時期は晴れた日は半袖でも充分なのですが、こうして荒れた天気になれば、冬の装備が必要となります。
玄関口を今日は何度除雪したことでしょうか、すぐに雪に埋まってしまい、除雪を繰り返しました。西側の風が非常に強かったので、今日も裏口の自炊棟より皆様に入って頂きました。
終日、荒れた天気が続きましたが、気温は真冬のようなものではありませんでした。その証拠に屋根にはたくさんのつららが出来ていました。寒さが厳しい時にはつららは出来ないものです。
夕方になり、気温が急激に下がり始めるとガスが切れ、有明山や燕岳が見られるようになってきました。そして、20時過ぎには気温は-10℃まで下がってきました。5月に入ったといえ、山の上は冬の要素がまだたっぷりとあります。
この3日ほどで季節は逆戻りして、積雪量はぐっと増えました。湿った重たい雪が積もり、歩くのはきっと大変かと思います。トレースも消えてしまったので明日は歩くのに思ったより時間がかかるかもしれません。ただ、明日明後日と天気は回復してくるようなので、真っ白になった山々の景色が楽しみです。河地