曇天でもサングラスは必要です。
今日も暖かな朝を迎えました。ゴールデンウィーク後は山の上では気温が低めの日が続いていたのですが、昨日辺りからようやく気温も上がりだしてきました。今朝は雲の多い朝でしたが、雲の隙間から差しこむ光が北信の山々を美しく照らし出していました。
ただ、天気は良くはならず、山頂が見えていたのも日の出頃だけでその後はこの周辺はガスに包まれてしまいました。霧雨も降ることもありました。
これまでは水はガスを使って雪を溶かしていたのですが、ようやく気温が上がってきて、屋根の上にある雪が解けるようになってきたので、燃料を使わなくとも水が得られるようになってきました。その水を貯えるタンクを今日は掃除しました。とはいってもポタポタと垂れる水を集めているだけなので多くを得ることは出来ません。水が貴重であることには変わりありません。
タンクの掃除をしていると近くにホシガラスがやってきました。また、遠くには小さくライチョウの姿も見ることが出来ました。
今日は終日、濃いガスに包まれていましたが、まぶしくてサングラスなしではいられませんでした。晴れてなくとも雪山ではサングラスは欠かせません。慎重な人は予備のサングラスを持ってくる方もいらっしゃいます。ピッケル・アイゼン同様、安全登山のためには重要な装備となっています。
河地