気温上昇。
暖かい朝を迎えました。ここ数日気温がぐっと上がり季節が進んでいること感じさせられます。今朝の太陽は雲を通しての姿となり満月のようなたいようでした。
週末の今日は日の出頃は雲が多かったのですが、次第にきれいな青空が広がりました。今日は除雪作業も一旦お休みです。
とにかく今日は気温の高い日となり、９時過ぎには玄関先の温度計は１４℃を示し、太陽の照り返しもあって、外でちょっと作業をすると汗ばむほどでした。このように気温が上がると上昇気流がおきて、雲が湧き出してきます。その雲も作り出す影が雪面に移り、ちょっと面白かったです。
晴れの週末とあって、日中の玄関前はとても賑やかでした。玄関前に残る雪はさらに減って、水溜まりも昨日よりも大きくなりました。気温が高かったこともあり、雪がグサグサになり思った以上に疲れたという方がを多く見受けられました。
なかなか見かけなかったライチョウのメスを小屋の近くで見つけました。気持ちよさそうに毛を膨らませ、砂浴びをしていました。山頂方面でもライチョウを見かけたという声を多く聞きました。ライチョウはそろそろつがいとなっていく時期です。時々、オスのぐえーという鳴き声も聞かれるので、このままうまくいけば今年もかわいいヒナたちと出会えるのでしょうか。
こうして気温が上がって雪解けが進むと登山道も少しづつ付け替えていく必要が出てきます。これからしばらくはこんな作業が必要になってきます。
夏靴や軽登山靴で登ってこられる方を見かけることがありますが、まだまだ雪は残っていますし、このような急斜面も出てきます。このようなところでスリップすれば、かなりの距離を滑落することになります。燕岳は初心者の山と言われますが雪のある時期はピッケルと前爪のあるアイゼンをお勧めします。せっかくの楽しいはずの登山が悲しいことにならないようにも装備と気象状況の把握はとても大切になります。
美しい夕焼けで一日が終りました。明日以降の天気予報を見ると傘マークが多く並びます。今年はいつになく梅雨入りが早いのでしょうか。
河地
