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燕山荘

雪解け進んでます。


連日、山荘の近くにライチョウがやってきます。二羽のオスと一羽のメス。二羽のオスはメスをめぐって争いをしているようで、追いかけっこをしているのを何度も見かけました。いずれどちらかのオスに決まるのでしょうが、この二羽のオス達はしばらくは落ち着かないことでしょう。

再び天気は崩れるようで訪れる方も少なく静かな一日でした。除雪作業をしていると先ほどの二羽のオス達がグエ_と鳴きながらおいかけっこをしている姿を何度か目にしました。

 

このところの雨で雪解けは随分と進みましたが、やはり3000m級の山々は雪の量が違いますね。まだまだ白い部分が多いです。

 

 

朝のうちは富士山まで見えていて見通しのいい天気だったのですが、気温は最高でも7℃くらいで肌寒い一日となりました。そして15時過ぎにはやや強い雨が降り出してきました。お客様もなく、雨音がいつも以上に大きく聞こえています。この雨がまた雪解けを加速させることでしょう。

 

 

登山道の様子

登山口から第二ベンチ辺りではオオカメノキの白い花が美しくさいています。その背景にありカラマツの芽吹きが始まってきていて柔らかな緑色が目に優しく、気分よく登山をスタート出来ます。

 

第3ベンチ

 

                          富士見ベンチ

第三ベンチ辺りから雪は出てきますが土の上と雪の上を交互にを歩きます。堅い靴を履いていればアイゼンはまだいらないでしょう。合戦小屋で付ければいいかと思います。

 

合戦小屋

ここから先はほぼ雪の上となります。ここからはアイゼン、ピッケルがあるといいでしょう。

 

合戦小屋~合戦の頭

この区間は半分くらいは夏道伝いのルートとなってきています。

 

合戦の頭~山荘

まだまだ雪はたっぷりとあります。気温によって雪面状態は固くなったりズボズボになったりと変化します。それによって歩くスピードも変わってきます。

山荘直下から玄関までは雪はありません。登山道が痛むので、この写真の辺りでアイゼンを外して頂くと助かります。また、アイゼンもドロドロにならなくていいですよ。

 

 

 

登山口にはこんな看板を立てました。合戦小屋より上はまだまだ雪が残っています。麓と山の上では季節が大きく違いますので、しっかりとした装備でお越し下さい。

 

                    テント場

 

テントは雪の上に張ることになりますので、それに必要な装備をお持ちください。また、今シーズンもテント場は「密」を避けるために予約制となっていますので、ご注意ください。

 

河地

 

 

株式会社燕山荘 松本事務所

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