除雪作業はほぼ終了。
冷え込んだ朝となりました。玄関先にある温度計はマイナス４．９度を示し、簡易的に作った水道も凍てしまいました。この時期にまさかここまで冷え込むのものかと、少々驚きました。
標高の高い所では薄っすらと雪も積もったようでした。大天井岳は少し白くなっていました。
寒い朝を迎えましたが、冬とは違い日中は７度くらいまで気温は上がり凍った水道もすぐに出るようになりました。麓の山々に目をやると緑が随分と濃くなってきたことが分かりました。春は下から上へと登っていく様子がよく分かりました。
水源地へ向かう途中からの燕岳
今日は水を少しでも早くポンプアップ出来るようにと水源地を堀に行ってきました。例年と同じくらいの時期に出かけたのですが、ここ数日の雨で雪解けが早く進んでいるのか、2ｍほど掘り下げただけで水が湧き出ているところに達しました。いつもなら数時間は掘るのですが、１時間位で作業は終わりました。今年も水源地が無事であったことにまずは感謝です。ただ、ポンプアップが出来るまでにはもう少し雪解けを待たなくてはなりません。
蛙岩は冬は岩のトンネルをくぐるのですが、もう夏道が出ていて通行可能となっていました。
蛙岩より燕山荘
小屋開けからひと月ちょっとが経ちました。連日のように続けていた除雪作業は今日新館の玄関を出して、ほぼ終了となりました。今年は雪が少なく、また、柔らかく、順調に進みました。ただ、こうして雪が少なくなっていくのは何となく寂しさを感じてしまいます。これからは夏の営業に向けて、全てのの部屋が使えるように準備していきます。全館使えるようにするにはやらなくてはならないことがとてもたくさんあります。
日中、太陽には暈がかかり、高層雲はどんどんと厚くなっていきました。せっかくのスーパームーンの皆既月食なのに、雲の隙間から出いいから、見えるといいな。
河地
