５月も終わりですね。
晴天は続かなかったようで、あられ混じりの冷たい雨が降っていて風も強く寒い朝を迎えました。どうやら寒気が入ってきたようです。５月は間もなく終わりになりますが、積もるまでではありませんが、ここ数日よく雪が降ります。天気予報で寒気という言葉にはちょっと注意が必要です。 
少しずつ寒気が抜けてきたのか日中は青空も見えましたが、槍ヶ岳や裏銀座の山々にはその寒気と思われる黒い雲がかかり続けました。週末と合って日帰りの方もいらっしゃって、少しだけ賑やかさが戻ってきました。
雲の切れ間から少しだけ日が差し、燕岳が美しくその光に照らし出されました。ただ、終日西風が強く、気温以上に寒く感じる１日となりました。
ここ数日、雪が降ることが続いていますが、雪解けが進むスピードの方が早いため、雪は減る一方です。雪解けは木の幹の周りから始まっていくため、遠くから見るとそこだけ雪がなくなっていて、ちょっと面白い光景が見られます。
日の入りは雲に阻まれてしまいましたが、雲の隙間から差す光が安曇野の街や松本を照らし出し、それがきれいでした。
雪が少なくなってきて歩きやすくなってきたためか、小屋についてから具合の悪く成る方を見かけるようになってきました。おそらく歩くスピードが関係あるかもしれません。早く歩きすぎると体が高度（気圧）の変化に対応できなくなり具合が悪くなることが多くあります。また、体を冷やしてしまっても、具合が悪くなる場合があります。今の時期山の上では氷点下になることも珍しくありません。恐らく今夜も氷点下になりそうです。
河地
