イワウメ。
今朝は空気が澄んで美しい御来光となりました。日の出と反対方向の西の空も結構赤く染まりました。もう数日で夏至を迎えます。今が昼間の長さが最も長い頃となっています。そして、太陽は東ではなく北東辺りから顔を出してきます。太陽が最も北に近づく頃でもあります。
そして、朝のうちは真っ青な空が広がり、芽吹き始めてきたナナカマドの美しさがより一層引き立ちました。少しひんやりとした朝でしたが気持ちのいい朝でした。やっぱり青空っていいものですね。
この美しい青空に巻雲が現れ、それがとてもきれいでした、ただ、巻雲は前線の全面に現れることが多く、天気が崩れることを意味する場合もあります。
稜線付近の山肌もほんのりと緑かかってきました。上から見ていると新緑が下から上へと上がってくる様子がよく分かります。
今日は稜線上でイワウメが咲き出しているのを見つけました。この花が咲き出す頃と水のポンプアップが順調に出来るようになる頃がいつもだいたい一致しているので、この花が咲き出す頃というのは印象深く記憶されています。ただ、今年はこの花の咲き出しはいつもより少し遅いような気がしました。
合戦の頭にベンチを一台作ってきました。森林限界を超えて、展望が一気に広がるここは絶好の休憩ポイントです。ただ、森林限界を超えているため、風雨が強い時はこの辺りから厳しい気象条件となっていきます。そんな時は合戦小屋でゆっくり休んでから登った方がいいかと思います。
夕方、黒い雲に空は覆われてしまいましたが、その縞模様はきれいでした。今日は雲の変化も面白い一日でした。
河地