少しだけ青空が見えて。
7月のスタートは雨で始まりました。しかし、7時過ぎには雨が上がり、次第に遠くまで見えるようになってきました。恐らく、前線が南下していたのでしょう。天気図を思い浮かべながら、朝の天気の変化を見ると納得できる天気の変化でした。やがて、南アルプスの山々まで見え始めてきました。
前線が南に下がっていったので北部程天気はいいようでした。燕岳もきれいに見えていました。
昨夜の雨で緑がより一層濃くなったようです。ヘリポート下のナナカマドも花の形が分かるようになってきました。
午前中は天気が意外と良くなり、裏銀座の山々も姿を現しました。雨雲レーダーを見ても一時雨のやみ間が出来そうでした。
そして、ガスの切れ間からは久しぶりに安曇野の街も見ることが出来ました。このままいけば昨日から伸びているヘリコプターによる物資輸送も出来るのではと期待が高まりました。
そして、一時きれいな青空も広がりました。しかし、この日差しで気温が上がりだしたのでしょう。ガスが湧き出してしまいました。こうなると気温の下がる夕方までなかなかこのガスが取れなくなります。この青空にヘリが飛ぶことをだいぶ期待したのですがこの喜びもほんの一瞬のものとなりました。やがて、ガスはさらに濃くなり、雨が降り出してきてしまいます。
先日見かけたチングルマの脇にはイワカガミも咲き出していて、二つの花のコントラストが雨の中きれいでした。今日も先日のライチョウの親子を見かけたという声を何件か聞きました。あまり近くまでいくと親は嫌がるので遠くからそっと見守ってあげましょう。
河地