梅雨空からの虹。
さかきです。
▲大天井岳山頂より
昼過ぎまでのシトシト雨は夕方前に小康状態となりました。辺りの視界がサーッと開き、雨上がりともあって、テント場から見る槍・穂高連峰はくっきり。思わずカメラ片手に大天井岳山頂へと直行。
派手さのある光景ではないけれど、妙に清々しい感じがしました。
一方、東に目を向けると、常念岳と東天井岳の間はるか遠くに富士山が。東海から関東にかけては連日大雨に見舞われていると聞きますが、これを見る限り、梅雨の中休みとなっているでしょうか・・・梅雨も後半、“恵み”と言える程度の降りでおさまって欲しいものです。
そして北に目を向けると、明らかに梅雨前線の雲が見て取れます。今夜から明日にかけて、この雲を伴った前線が北アルプスを南下してくるようです。
・・・こうしてブログを更新中にも、みるみる西側からは雲が勢いよく流れ込み、あれだけ開けていた視界は一面真っ白になってしまいました。
ちなみに、
山頂から小屋に戻ってきたタイミングでうっすらと虹が。
私の虹に対するイメージは、子供の頃から「何かの幸運の兆し」なんて言い聞かされてきたものでして、明日辺りは晴れるかな、なんて勝手に思い込んでいる今宵・・・けど明日は難しいのかな。
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昨日は静岡県内で土石流災害が起こり、今もまだ安否の取れない方々がいると聞きます。
被害に遭われました方々に対し、心よりお見舞い申し上げますと共に、一刻も早い救出がなされますよう願って止みません。