「大天荘まで〇〇m」プレート。
さかきです。
▲テント場の朝
一日の始まりを感じさせる朝のワンシーン。何を感じ、思いながらたたんでいたのでしょう。こういうシーン、個人的に好きです。
▲燕岳方面
「ん?これは夕景なの?」この地を知らない人たちが見たら、そんな風に思う人もいるやもしれない、朝から気分まったりさせられる、まさに“たおやかな”光景でした。
▲穂高連峰
▲槍ヶ岳
稜線に纏わりつく雲がいい雰囲気を醸し出しています。まっさらな容姿もいいですが、アクセントとしての“雲の演出”、より印象深く想い出として残る時もあるものです。
それも日中時が経ち、夕方の大天荘はというと、
視程50mもないくらい、濃い霧に覆われてしまいました。こうも視界が効かない中で、山小屋目指して歩いていると、あとどれくらいで小屋に着くのかな、特に初めて訪れるところだと、少々不安に感じる場合があるやもしれません。
この看板があるのと無いのとでは、心持が違うのではないかな、ということで数年前からシーズン中道端に、燕岳方面からは500m手前より、常念岳方面からは1kmないし500m手前より100m間隔でプレートを立てています。
手作り感満載のこのプレート。
「あと100mで着くんだ。よかったぁ」
「え!まだ100mもあるの・・・」
人によって感じ方捉え方様々のようですが、目安としてお役に立てば幸いです。
最も晴れている日は、この「100m」のプレートに目をくれる人はほとんどいないかもしれません。
たまにはこのプレートにも脚光を浴びさせてあげないとね・・・