夏が来た!
さかきです。
▲夏空と大天井岳
今日、長野県は梅雨が明けたそうです。
確かに肌身で感じる空気感が、昨日と今日とでは全く違いました。
昨日までは稜線を歩く際、風雨に晒されることによる低体温症に注意が必要でしたが、今日からは熱中症に用心です。こまめな水分補給を忘れずに。
そもそも、「これは梅雨明けるな」と予感させるようなきれいな朝焼けで今日一日は始まりました。
▲テント場から見る浅間山
▲北信五岳と朝焼け雲
▲奥穂高岳にかかる にわかな笠雲
▲日の出 4:40頃
梅雨が明けたから毎日このような光景が見られるとは限りませんが、昔から言い伝わる「梅雨明け十日」が本当ならば、しばらくはこんな朝が楽しめる日々が続くかもしれません。
ここ数年来、珍しく順当な梅雨明けとなったのではないでしょうか。
ちなみに、テント場からの画像はついつい槍・穂高連峰ばかりをひいきしがちですが、
やや遠望ながら、剣・立山連峰、白馬岳方面も、張りながらにして見られるのが、ここ大天荘のテント場のいいところです・・・時々紹介してはいるんですよ。
ということで、見るもの全てが夏色と化してきました。
▲クモマスミレ
▲ミヤマダイコンソウ
▲コマクサ
▲ミヤマキンバイ
生き生きと見えるのは私だけでしょうか。ちなみに、ミヤマキンバイを撮っているその目の前に、スッとトンボが飛来し、休憩。
アキアカネのメスだと思われます。登場がやや早いような気もしますが、彼らが現れると、小さい蚋などの虫を食べてくれるので、我々人間たちにとってはありがたい味方です。
ひらひら舞飛ぶ姿も和みます。
そして生き生きと言えば・・・
大天荘テント場近くを住みかとする雷鳥家族。今日のこの暖かな陽気で、雛達も元気いっぱいに動き回っていました。
上空を見上げる母親。雛達の無邪気な動きに気を払いつつ、天敵となる猛禽類の動向にも目を向けている、といったところでしょうか。
こんな感じの大天荘周辺の今日・・・夕方は、
待望の“夏”が来ましたよ。