夏らしい雲。
さかきです。
今日の話題は夏らしい雲。
これは午後3時頃の槍ヶ岳方面上空に湧き立つ積雲です。
陽ざしと相まって夏らしい雰囲気を醸し出しています
日の出こそきれいに出ましたが、直後から霧の湧き上がるタイミングが早く、午前中は概ね“白い世界”でした。
しかしお昼を回る辺りから徐々に視界は開け、
▲有明山と麓安曇野平
午後3時頃にはご覧の通り。ちょうどその前後には麓の穂高辺りは35℃前後の気温だったとか。そうか、ここから見えるあの町周辺、皆汗だらだら掻いて生活しているんだ、たいへんだろうなぁ・・・感慨にふけながら、シャッターを切りました。ちなみに、遠望できる横幅広い入道雲は、ちょうど栃木県辺りに夕立を降らせていた雲です。
一方、大天荘で随一のベンチ越しに、典型的な夏の入道雲が見て取れます。この雲、20分後には、
もはや雲としてこれ以上成長できない、つまり対流圏の限界ぎりぎりにまで発達し横に裾を広げるよう・・・積乱雲として一番活動の激しい状態の雲となりました。
その後夕方にはあちこちでこの積乱雲が登場します。
大天井岳山頂より前穂高岳越しに見える雲は、恵那から中津川辺りにかけて夕立を降らせたようです。
・・・と、見入っているそばから、大天井岳上空を見上げると、夕陽を反射させて辺りを明るくしてくれるくらいに、雲が急成長。
月と相まって、何となく宇宙的な光景のように私には感じました。
けれどこれぞまさに“夏色”の雲です。
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ご宿泊のお客様が徐々に多くなる中、食堂内の感染症対策の一つ、パーティションをどう活用しているかを一部ご紹介致します。
大天荘のテーブルは、奥行きが狭いため、パーティションを置くと窮屈な感じが否めず、お客様にはご不便等おかけする事と思いますが、どうか新型ウィルス感染症拡散防止のため、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。