ヒューズ。
さかきです。
清らかな水を、大天荘から標高にして約400m下方よりポンプアップ、ご利用のお客様にご提供しています。
そもそもどうやってポンプアップしているのか・・・
▲水源地にある水場小屋の内部
ディーゼル発電機(画像でいう赤い機械)と動力噴霧器(緑の物体)を駆使しています。じつは昨日、この赤い発電機が、うんともすんとも言わなくなる事態に陥り・・・3年前の苦い経験がふと頭をよぎりました(⇒)。
その時に修理した代替え機があるのですが、重量は約100㎏。前回は男4人がかりで約6時間かけて大天荘から水源地まで汗だくで下したことは今でも鮮明に覚えています。正直、この繁忙期にはできればしたくない作業。何故またこのタイミングでかからなくなったのか、エンジン分解できる所をあちこちいじり、原因を探る事半日、
ようやくエンジン内部にあるヒューズが切れているのを発見。
物にしてたかだか3㎝の小さな部品。言ってしまえばこれだけのことで水が揚がらなくなるとは・・・
大天荘の物置の奥にしまい込んでいた小箱に入っているヒューズを全て机に出し、30Aのものがないか探した結果、奇跡的に3個予備があったんです。見つけ出したこの時は嬉しかったぁ・・・
今朝、この小さな部品を持って水源地に急行。取り付けた結果、無事にエンジンはかかり、水も揚がったという出来事が昨日から今日にかけてあったのでした。
今でもいろんな機器類などの多くにヒューズというものは存在していますが、このご時世、作動しなくなったもしくは動かなくなってしまった電化製品等を分解し修理して使うことなど、ほとんど皆無に等しいでしょう。最もヒューズの存在そのものを知らない方が圧倒的だと思います。
小さな小さな部品ですがとても重要な裏方的な存在なんです。
エンジンがかからない原因がわからなかったら・・・いろんな思いが頭をよぎり、改めて水のありがたさを思い知らされることになった二日間でした。
◆
小屋の裏にある貯水タンクに水源地より引き込んでいる細いパイプから再び水が出た瞬間、一人小躍りして喜んでいたところへ、遠くからまた「ピヨピヨ」の声が。今日もお目にかかりましたよ。
では参りましょう、第3回雷鳥クイズ!
どこにいるでしょう。 ヒント:今日もこの画像から見て取れるのは、お母さん雷鳥1羽。
正解は、
難易度高いです。
「いいかい見てなさい、こうして食べるんだよ」
「うん、わかった!こうだね」
「そうそう、上手よ」
「いやだわ、またあの人私達のこと写してる。さぁ、早く場所移動しますよ」
「そうだね、あの人しつこいね!」
・・・なんてね。