恋しい・・・昼間の青空。
さかきです。
7月最終日は、スッキリした朝で始まりました。
日の出前に燕岳方面に向かう登山者。北の方角、遠く剣・立山連峰、鹿島槍ケ岳方面の容姿がたおやかで、これを眺めながらの出発はさぞ気持ちいいことでしょう。羨ましい・・・
一方で東に目を向けると、
群馬県辺りに雨を降らしていたであろう雨雲。雨が降っている様子がきれいに見て取れます。
時間にして4:48頃。夏至の時は4時20分台でしたから、だいぶゆっくりな朝となってきました。
このスッキリ感が一日中続けば言う事なしですが、ここ数日は居座る上空の寒気の影響で、日中はじつに不安定な空模様。時として“雨しぶき”という言葉があるかどうかわかりませんが、バケツをひっくり返したような降り方をすることもあります。
今このブログを書いている19:10、激しい夕立が降り始めました。
ものの5分前の大天荘上空は、
構造物等がない写真ゆえわかりにくいでしょうけれど、数千メートル上空の積乱雲の末端が見えています。これが大天井岳の真上に移動してきて今大粒の雨が屋根を叩きつけているというわけです。
夕立と言えば夏の風物詩、聞こえはいいですが、やはり日中ぐらいは真っ青な空を拝みたいところです。
小屋周り、というかまさしく小屋にへばりついて咲いている花達がいくつかあります。
▲ムカゴトラノオ
▲オンタデ
▲ミヤマゼンコ
「ここでじゃんじゃん咲かせようぜ!」
「そうだな、ボクたちの庭にしよう!」
あえてこんな所に根を張るって・・・互いにそんなことを言い合っている、まるでヒトと同じ感情を持ち合わせているかのような咲き方をしているように見えるのは私だけでしょうか。
・・・と思ったら、この子達にもふつふつ愛着が湧いてきちゃいました。