「立秋」と言われても・・・
さかきです。
今日は旧暦で「立秋」。
いや、まだまだ夏山気分でいたい!と思うのは、私だけでなく登山を楽しむすべての人の共通認識だと願って止みません、はい。
ということで今朝は、
燕岳方面の雲海・滝雲が印象的でした。燕岳越しに見える峰々は、鹿島槍ケ岳に白馬岳と旭岳。
加えて、
槍ケ岳のすぐ右側に現れた反薄明光線。“夏”の時期の日の出や日の入の際に、雲や大気中の湿度の具合で現れるようですが、こんなクリアに見えることは、そうありません。
昨日の環水平アーク同様、大気の神秘です。
その後、日中は霧に覆われることが多く、昨日のあの“青空”が愛おしくなる気分でした。
こんな時は、小屋周りの花を愛でましょう。
▲アオノツガザクラ
▲ミヤマダイコンソウ
▲ウサギギク
チシマギキョウ同様にこのウサギギクも、私にとってはとても愛嬌のある花だと感じます。ピンと高く伸びる茎に“ヒマワリ”に似たような花、表情豊かです。
これから小屋の西側裏手にたくさん咲きますので、来荘の際は是非チラッと覗いてみてください。
「ボク、ここだよー」
と言わんばかり。
<おまけ>
ブログ編集中、にわかに焼けたので、中天井岳へダッシュ。
ご宿泊の皆さんもほぼ全員外に出られていました。
いい夕焼けで一日が閉められそうです。