インドの青鬼
8月10日(火) 午後1時現在の気温:22℃ 天候:雨のち曇り
昨日は温帯低気圧の通過で一時激しい雨となりましたが、有明荘周辺に被害はなくホッとしています。今日も雨が降ったり止んだりのお天気・・・予報によれば明日はまた夏空が戻ってきそうです。
さて、今日の話題は『インドの青鬼』。
タイトルを見て、まず『インドの青鬼』???と思った人が多いと思います。
毎日有明荘のブログをチェックしている方なら覚えているかもしれませんが、『インドの青鬼』とは長野県のクラフトビールの名前です。
▼「インドの青鬼」
6月20日のブログで紹介した通り、6月下旬から休憩所の自動販売機で長野県のクラフトビール4種を販売しています。
※クラフトビールとは、小規模な醸造所がつくる、多様で個性的なビールを指します。
販売しているクラフトビール4種類の中でも、一度飲んだらハマってしまう、という人が多いのが『インドの青鬼』なのです。
ネーミングは勿論、パンチのあるデザインも独特でつい目を奪われてしまいます。
『インドの青鬼』は、「インディア・ペールエール(IPA)」というスタイルのビール。
※ IPAは、18世紀末にインドで暮らす在印イギリス人のために醸造されました。イギリスからインドへの長く過酷な輸送に耐えられるよう、アルコール度数を高め、劣化防止効果のあるホップを大量に入れ生まれたビールです。(HPより引用)
味の特長はまさにホップの苦味と深いコク。口に含んでみると「二ガッ!」と思わず声に出してしまうほどの衝撃的な苦味なのですが、それと同時に思わず口元が笑ってしまう摩訶不思議な味。大量のホップが生み出す驚愕の苦味と深いコク、そして華やかな香りが飲む者を虜にするまさに “魔の味”なのです。
そんなビールなので、軽いビールが好きな方は合わないかもしれませんが、ハマってしまう人は多く、先日下山して来た方も「旨いね、これ!」とお気に召したようで食堂でつまみを頼んで3本空けてしまった方もいました。
IPA好きの方は是非TRYしてみて下さいね。
『インドの青鬼』の他にも『信州・安曇野浪漫(りんどう)』、『信州・安曇野浪漫(くろゆり)』、『THE 軽井沢ビール』というクラフトビールを販売しています。
味の特徴など、詳しくは6月20日の有明荘ブログをご覧いただいて、お気に入りを探してみて下さい。
さて、暦の上での立秋は過ぎたものの、まだ暑い日が続きビールの美味しい気候ですが、有明荘周辺では真夏の花に加え、夏の終わりを感じさせる花も咲き始めています。
▼螺旋状に花をつける「ネジバナ」(ラン科)
▼筒状花が集まって咲く「ヨツバヒヨドリ」(キク科)
▼夏の終わりに咲く薬草としても有名な「ゲンノショウコ」(フウロソウ科)
暑い暑いと言っても、着実に季節は進んでいることを植物が教えてくれます。
標高1380mの有明荘付近でも朝晩は少しずつ気温が下がってきています。山の上では10℃をきる日もあるようです。お盆休みに登山を計画されている方は燕山荘や大天荘のブログを参考に天候や装備をご確認いただき、安全で無理のない登山を楽しんでいただけたらと思います。
(猪股ひ)