大きくなった子供達。
さかきです。
今日は雷鳥クイズからです。
この画像のどこに雷鳥がいるでしょう? ヒント:お母さん雷鳥含め5羽です。
正解は、
簡単でしたね・・・というか、飼い馴らしているわけでは決してありません。この家族の意思で本館玄関前までウロウロしに来ました。
そもそもテント場辺りで雷鳥の目撃情報を聞きつけたもので、現場に急行。しばらく様子を伺うことに。
周りにけっこう人がいるにも関わらず、気にする様子は全くなく、ひたすら“ごはん”求めて右往左往。
イワツメクサを無心に啄ばんでいました。
それにしても、子供達だいぶ大きくなりました。
このまま順調に育ってくれることを願うばかりです。
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まもなくお盆を迎えます。迎え火=盆の入りが8月13日、送り火=盆明けが8月16日、最も世間ではすでにお盆休みに入っている方多いことと思いますが、せっかくのこの期間、どうも空模様は怪しいようです。
夕方あちらこちらで確認できたレンズ雲。一般的には天気の下り坂を示すサインとなっています。
お天気の詳細は、各気象会社のHPもしくは「ヤマテン」でご確認頂くのが一番ですが、「秋雨前線」というワードが各気象会社の予報文に出てきています。夏の空気と秋の空気の鬩ぎあいによる停滞前線がいわゆるこの秋雨前線ですが、ひとたび北アルプスより前線が南下すると、一気に秋の冷たい空気が稜線を覆うことがあり、予想以上に体感的に寒さを強く感じることがあります。ちなみに今朝の大天荘の温度計は、外気温6.6℃を表示しました。
登山において、エマージェンシー的に防寒着を常にザックの中に用意するのは基本ですが、ことさらこれからの時期北アルプスにお出かけ予定の方は、必ず携行されることをお薦め致します。
<テント山行される方へのお願い>
ご自身の想像以上に夜の寒さを感じることになりますので、安易な装備での登山はお控えください。ここ最近テント初心者の方を中心に、「毛布を貸してください」「ダウンとかありませんか?」と小屋にお伺い立てる方が非常に増えています。里でのキャンプ気分で北アルプスの稜線のテント場にお出かけ頂くことは身の安全上大変リスクが高くなります。
これだけ情報が溢れている世の中です。3000m級の稜線で一晩テントで寝泊まりするにあたり、どの程度の気温や風が吹く可能性があるのか、またそれに耐えうる防寒着は何を用意したらいいのかを、事前によく調べて頂いた上で、自分に技量に見合う山行計画をお立て頂くよう、せつに願います。